本校はチャグチャグ馬コで名高い蒼前神社の南東に位置し、校地からは雄大な岩手山、流麗な姫神山を眺望できます。鵜飼(うかい)の地名の由来には諸説ありますが、本校の北西方向に位置する、岩手山をおんぶしているようにそびえる「鞍掛山」(標高897.1m)が起源といわれています。古来アイヌ語で『おんぶしている山』のことを『ウカイ(おんぶしている)ヌプリ(山)』といい、鞍掛山のことを「ウカイヌプリ」と呼んでいました。いつしか山の名前は忘れられ、麓のこの地域に「うかい」の名が残ったと伝わっています。
本校は、明治14年に開校し、今年は創立143年目を迎えた伝統ある学校です。学区は滝沢市の南方に位置し市役所など公共施設や病院等があり、市の中心地となっています。学区の東側は盛岡市に隣接することから、昭和50年頃からベッドタウンとして発展しています。滝沢ニュータウン・上の山・滝沢パークタウンの団地が急増するに伴い児童数が1,000人を越えた時期もありました。平成31年4月、本校と滝沢小学校との間に滝沢中央小学校が開校し、両校からそれぞれ3分の1の児童が滝沢中央小学校に編入されました。今年度の本校児童は570名です。
学区は大きく分けて8地区「鵜飼南」「上鵜飼」「鵜飼中央」「滝沢パークタウン」「上の山」「鵜飼温泉」「滝沢ニュータウン」「元村中央」からなり、11の子ども会があります。
本校では稲作やリンゴづくりを体験する総合的な学習の時間や学校農園での栽培活動、運動会で披露するさんさ太鼓やチャグチャグ馬コ踊りの伝承活動など、地域の特色を生かした教育活動に力を入れています。
また、本校吹奏楽団は昨年まで過去14年連続で東北大会(吹奏楽連盟)に出場しており、昨年は全国大会出場を果たしました。自主的に活動し優れた演奏をする子どもたちの姿が、地域の皆様から賞賛されています。
【基本目標】
未来をたくましく生きるうかいの子の育成
【学校教育目標】
するどく感じ、よく考え学習する子ども(知)
思いやりがあり、進んで協力する子ども(徳)
進んで運動し、体を鍛える子ども(体)
【目指す子ども像】
よく考える子ども 心の温かい子ども たくましい子ども
鵜飼小学校
〒020-0652 岩手県滝沢市鵜飼洞畑87−1
TEL.019-687-2004
JR田沢湖線大釜駅を出て、盛岡環状線を北へ約30分。
滝沢中央スマートインターチェンジから2km。
〒020-0652
岩手県滝沢市鵜飼洞畑87−1
TEL.019-687-2004
FAX.019-687-5096